古着と言っても明確な定義はなく、誰かが袖を通した衣類なら、新品同様の状態でも、かなりダメージを受けている状態でも、すべて古着として分類することができます。どんなタイプやスタイルの古着が好きかという点は個人差があると思いますが、古着というざっくりとしたくくりの中で、どんな魅力があるのか興味がある人は多いですよね。

古着の魅力は、たくさんあります。1つ目の魅力は、一点モノが大半でオリジナリティがあるという点ですね。その衣類が、いつどこで新品として販売されていたかは千差万別です。もしかしたら何十年も前に購入されたものが、ずっと大切に保管されてきたのかもしれません。また、海外で購入されたアイテムということもありますよね。どんなアイテムでも、古着の多くは、ほかのショップでは販売されていないアイテムばかりです。ほかの人とファッションでかぶりたくない人や、街を歩いていておしゃれな服を身に着けていると思われたい人にとっては、古着ショップはまさに宝の宝庫と言えるでしょう。

トレンド性がある服は、同じアイテムが複数のショップで販売されています。流行の最先端ファッションを楽しみたい人なら、ショップの店に並ぶ新作を購入するのが良いかもしれません。しかし、そうしたアイテムは多くの人が購入しますよね。街を歩いていると、自分と全く同じ服を着ている人を見かけても、珍しくないのです。他人とファッションアイテムが被ることに対して抵抗がなければ、それでも良いでしょう。しかし、かぶりたくないと考えている人なら、そうしたアイテムよりも古着のほうが「かぶらない」という点でおすすめですよね。

2つ目の魅力は、自身のこだわりを見事に反映しているアイテムと出会えるという点がありますね。ファッションのトレンドは、10年から20年程度の長い周期で回っています。自分好みのスタイルがショップに多く並ぶ時期もあれば、気に入ったアイテムがなかなか見つからないという時期があるのは、そのためです。古着の中には、10年前や20年前に新品として購入されたアイテムもあります。もちろん、現在のトレンドと比較すると、レトロな雰囲気はあるでしょう。しかしファッションスタイルの中には、あえてレトロな雰囲気を前面に出すスタイルもありますよね。そのため、古着を選べばそれだけで、トレンドの最先端のようなファッションを楽しむことも可能なのです。

ショップを見ても自分がピンとくるアイテムと出会えない人は、ぜひ古着ショップをチェックすることをおすすめします。古着ショップには、さまざまな場所で様々な時代に作られたアイテムがずらりと並んでいて、セレクションという点でとても充実しています。その中にはきっと、自身が「これだ!」と思えるようなアイテムもあるかもしれませんよね。

3つ目の魅力は、デッドストックと出会えるチャンスがあるという点ですね。デッドストックというのは、新品タグ付きのアイテムで、購入した人が一度も袖を通さずに大切に保管していたものです。新品タグ付きでも、一度誰かが購入して自宅で保管していたものなら、それは古着という扱いになります。しかし、未着用なので着用感はありませんし、何よりも新品のアイテムを古着価格で購入できるという魅力を堪能できるのではないでしょうか。

デッドストックは、すべての古着ショップが取り扱っているわけではありません。取り扱っていても、新品ということで人気が高く、あっという間に販売されてしまうことが多いですよね。そのため、デッドストックと出会うためには、さまざまな古着ショップを巡りながら根気よくチェックすることが必要です。

デッドストックは、実際にタグを取り外して着用してももちろんOKなのですが、タグをつけたまま保管するという人も少なくありません。その理由は、時代を経たタグなどは、レトロ感があってかわいいからそのままの状態で保管しておきたいという人が、多いのかもしれませんね。

4つ目の魅力は、海外ファッションアイテムと出会える可能性があるという点ですね。古着として出される衣類の中には、日本国内で購入したアイテムだけでなく、海外で購入されたアイテムもたくさんあります。海外旅行に行ったときに購入してきたアイテムとか、海外生活をしていた時に購入していたアイテムなど、一つ一つのアイテムには素敵なストーリーがあることでしょう。海外のファッションスタイルに興味がある人にとっては、国内のショップでは出会うことができない海外スタイルに出会えるという魅力が期待できますよね。

海外のファッションアイテムは、さまざまな国のものが販売されています。よく見かけるのは、アメリカやヨーロッパなどですね。アメリカの古着にはジーンズやシャツが多く、カジュアルな古着を探している人にとっては魅力的なアイテムが充実しています。古着ショップの中には、アメカジ古着ショップのように、アメリカからのファッションスタイルに特化したアイテムが充実した店もあります。興味や関心がある人にとっては、一つの店で大好きなジャンルの古着がそろっているという点で、魅力的な店ではないでしょうか。

一方、ヨーロッパ系のファッションスタイルでは、レースがついているものやワンピースなど、ガーリーなアイテムが多くみられます。メンズアイテムでは、コンサバなシャツやスーツ、ジャケットなどがありますね。

もちろん、アメリカブランドのワンピースもありますし、ヨーロッパテイストのデニムなども、古着ショップにはあります。それぞれ、文化や民族性みたいなテイストの違いがファッションアイテムにも表れており、見ているだけでもわくわくすること請け合いです。

5つ目の魅力は、製造方法が現在と違うという点がありますね。衣類の縫製や製造方法は、時代とともに変化しています。古着では、その当時の縫製や製造方法で作られており、現在販売されているアイテムと比較すると、味わい深い雰囲気がありますよね。

例えば、衣類についているタグの中には、国際婦人服裁縫労働者同盟のロゴを示すILGWUというものがあります。これは1990年にアメリカ北東部で設立されて1995年まで続いたこの機関が製造したことを表すもので、ファッションに興味がある人にとっては歴史的な価値を感じるかもしれません。

ILGWUのロゴが服に取り付けられている背景には、当時たくさんの女性が縫子として衣類工場で働いていたことがあります。彼女たちが縫子としてのプライドや誇りを示すために、衣類のロゴにILGWUを追加したのです。

この国際婦人服裁縫労働者同盟は、全米に7つあった地方組合のうち、4つで認められるほど大きな機関となりました。1995年に合併されて消滅したため、1995年以降に製造された衣類には、このタグはついていません。つまり、この5年間に特定の地域で製造された服の身についているプレミア感満載なタグなのです。

そんな背景を持つ衣類が、古着として日本のショップに置かれている可能性も、もちろんあります。古着が大好きな人や、ファッションが大好きな人にとっては、まさにお宝発見かもしれませんね。

6つ目の魅力は、お財布にやさしいという点ですね。古着は誰かが袖を通したユーズドアイテムなので、新品で購入するよりもずっとリーズナブルな価格で販売されています。どのぐらいディスカウントされているかは、そのアイテムの状態やブランドなど、さまざまな要因によって異なりますが、新品よりも安く購入できるアイテムが大半です。

例えば、デニムとカジュアルシャツを購入する場合、同じような雰囲気のアイテムを新品で購入するより、古着を購入したほうが経済的です。また、同じ予算で衣類を購入するなら、古着ショップへ足を運んだほうがリーズナブルに購入できるので、多くのアイテム数をゲットできるでしょう。できるだけコストをかけずにファッションを楽しみたい人にとっては、古着は要チェックなのです。

7つ目の魅力は、肌になじみやすいという点がありますね。すでにほかの誰かが着用しているアイテムで、何回も洗濯されているものも少なくありません。衣類の中には、デニムのように何回か履かなければ肌になじみにくいアイテムがありますよね。古着なら、すでに肌になじんだ状態で販売されているため、新品のデニムようなごわごわした感じがありません。履き心地という点では、新品より古着のほうがベターだという人は少なくありませんね。

8つ目の魅力は、トレンドに左右されにくいという点がありますね。世界各国からやってくる古着には、さまざまな雰囲気やテイストのアイテムがあります。しかしファッション業界では、そうした多種多様なテイストを「古着」というジャンルで分類しています。古着というジャンルにおいては、特定のテイストやトレンドはありません。そのため、一度購入すると、現在のファッショントレンドに流されることなく長く着ることができるのです。

新品で購入するアイテムの多くは、多かれ少なかれトレンド性がありますよね。そのため、1,2年着用すると、なんとなく流行遅れの雰囲気が出てしまうことが多いものです。もちろん、古着でも新品で販売されていた時代には、トレンド性はあったことでしょう。しかし、それから長い期間が経過して古着となっている現在では、現在のトレンドによる影響を受けづらいのです。そのため、気に入ったアイテムは現在のトレンドに流されることなく何年も楽しめることでしょう。

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2022年/5月/15日 — ECstaff

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