「普通の古着で物足りない」「他の人のファッションとかぶりたくない」というオシャレ上級者の皆さん。古着をアレンジして自分好みにカスタマイズしてみませんか?古着という素材を、自分流に味付けしてみましょう。「ショップで販売しているようなクオリティを追求したい」という裁縫が得意な人はもちろん、「ミシンがないから無理」「ぶきっちょだからリメイクする自信がない」という人でもできる簡単なリメイク方法もありますよ。オンリーワンの洋服を作れたら、今よりもっと古着を楽しむことができます。今回は、普段、私が実践しているTシャツとデニムのアレンジ方法を10パターン用意しました。裁ちバサミだけでできるリメイクや、アイロンだけでできるリメイクもありますよ。難しい技術や、特殊な道具が必要ないアイデア満載でお送りします。

洋服を1から作るのは、かなりハードルが高いですよね。でも、既存の服をアレンジするのは、案外簡単なんですよ。リメイク初心者さんは、縫わずにできる、簡単なTシャツアレンジから初めてみるのもおすすめです。用意するのは裁ちばさみだけ!心配な人はチャコペンもあるといいですね。袖、首回りの切りたい部分にチャコペンでしるしをつけ、裁ちばさみでカットするだけでおしゃれなタンクトップになります。Tシャツの生地はほつれてこないので、切りっぱなしでもOK。ただ、洗濯を繰り返すとダメージを受けやすいので、洗う時は優しく手洗いするといいですね。

縫わなくてもできる簡単なTシャツリメイクをもう一つ。用意するのは裁ちばさみだけ。Tシャツの裾の部分に一定の間隔で縦に1㎝幅の切り込みを入れていきます。裾の部分がフリンジ状態になるようにします。ひも状になった裾を、1つ飛ばしで結べば、おしゃれなフリンジTシャツの完成です。丈が短くなるので、長めのTシャツを使うのがおすすめです。

切らなくてもできるリメイクもあります。ネットショップや100円ショップなどで販売している、アイロンで接着するタイプの転写シートを使えば、アイロン1つで簡単にオリジナルTシャツが作れますよ。シンプルな無地Tシャツに、お気に入りの柄をプラスしましょう。好きな柄を選んでハサミで切り取り、Tシャツの上に置いて、あて布をしてアイロンをかけるだけでOK。アイロンは中温、10~15秒くらいしっかりプレスしてくださいね。あとはシートをはがせば完成です。転写シートさえあれば、ものの数分でアレンジできますよ。

ミシンがあれば、直線縫いだけでできる簡単なリメイクもおすすめ。柄や素材は好きだけど、ちょっと丈が短いTシャツは、裾に生地を足して、すっぽりお尻が隠れるくらいのチュニックにしましょう。まずは、Tシャツの裾に合わせて生地をカットします。着なくなったシャツやスカートを使ってもいいですよ。両端を縫い代1.5cmくらい取りましょう。Tシャツを裏返しにして生地を合わせ、裾のラインに沿って裁ちばさみで切ってください。前身ごろ、後ろ身ごろ同じように2枚生地を取ります。自然に広がるような形で、台形にカットすると仕上がりがきれいに見えますよ。生地をカットしたら、待ち針でTシャツの裾に留めます。あとは、ミシンで直線縫いすれば完成です。ほつれやすい生地を使う場合は、裾をまつり縫いしましょう。生地の丈を長くすればワンピース風にもアレンジできますよ。

Tシャツの原型を残さないようなアレンジもできます。ほんのちょっと手を加えれば、Tシャツがキャミソールに変身しますよ。用意するのは裁ちばさみ、針、糸だけでOK。まずは、Tシャツを胸の上あたりで、大胆にカットします。カットしたら、上から1cmほど折ります。折ったところからさらに2~2.5cmの位置で折り曲げて三つ折りにします。折った下端を直線縫いし、ひも通しを作りましょう。めんどうな人はミシンを使ってもOK。最初に切り取った部分を割いて、三つ編みし、ひもを作ります。できたひもをひも通しに通して、肩の部分で結べばキャミソールの完成。Tシャツワンピースで作れば、キャミワンピになりますよ。ひも部分は、他のひもや、リボンを使ってもいいですね。

定番デニムもアレンジしやすい素材です。デニムの後ろポケットの真ん中を挟みで大胆にカットしてください。ポケット全部を取るのではなく、ポケットに穴をあけるイメージで。切った部分の端を手縫いでまつり縫いします。厚めのプラスチックシートをポケットに入れて、待ち針で仮止めし、後は縫い付ければ、おしゃれなスケルトンポケットの完成です。デニム生地は厚いので、針でケガをしないように気をつけてくださいね。

「デニムの生地は硬くては縫うのが大変!」ならば、縫わずにリメイクしましょう。デニムの裾を、お好きな長さでカットするだけで、カットオフデニムの出来上がり。切りっぱなしデニムとも言われ、さながらヴィンテージデニムのような味わいが出ますよ。履いているうちに少しずつほつれてフリンジのようになってくるのも魅力です。もっとラフな雰囲気にしたいなら、紙やすりで擦るとこなれ感が出ます。

切らずに、縫わずにデニムをリメイクするのも可能です。アクリル絵の具や、布用ペイントを使ってカスタムしましょう。筆に水で薄めた絵具をつけて、デニムの上でサッと振って飛沫をつけましょう。周りに飛び散らないように、ダンボールで囲いをつけたり、新聞紙を敷くなどしてくださいね。筆で文字やイラストを描いてもいいですね。自由にデザインできますよ。白一色でもいいですし、カラフルな模様にしてもgood。デニムパンツも、デニムのスカートもオリジナルにカスタムしましょう。

デニムパンツは可愛いロングスカートにアレンジできます。好きな生地を2枚用意します。1枚は94cm×50cm、もう1枚は122cm×50cmにカットします。デニムは上から26cmの部分に裁ちハサミを入れてカットしていきます。中央まできたら、4cm上に切り、片側の方は上から22cmの位置になるようにアシンメトリーに切ります。こうするとまっすぐ着るよりも、こなれ感がでますよ。用意した生地の端を三つ折りにして縫います。2枚とも同じように縫って、ほつれないようにしましょう。先ほどカットしたデニムに2枚の生地を縫い付ければロングスカートになります。まったく違う柄でも同系色の生地を使うと一体感が出て失敗しません。まったく違う色の生地を使えば、おしゃれ度がアップします。生地の柄、色、素材によって雰囲気が変わりますよ。裁縫が得意な人は、細長い生地を数種類用意して、縦長のパッチワークのように縫ってもいいですね。アイデア次第でクールで大人っぽいデザインにも、可愛らしいガーリーなスカートにもできます。自由に思うままにアレンジしてみましょう。

デニム生地は丈夫なので、バッグにリメイクするのもいいですね。デニムを平置きし、ウエストと平行になるように35cmの長さにチャコペンでしるしをつけ、裁ちバサミでカットします。ショートパンツになったデニムは、脚の部分をリッパーでほどいてスカート状にします。裏返して、中央のファスナー部分が真横になるように縦に折ってください。左右に出っ張った部分を裁ちバサミでカットし、できるだけ四角くします。裾の部分もななめになっている部分を切り落としましょう。切り落とした両端に待ち針を打ち、縫い代1.5cmとって直線縫いします。ミシンでも手縫いでもOKですよ。両端を縫ったら、裾も縫います。これで袋の形になりますが、余裕があれば、マチを作りましょう。底辺の両端に三角マチを作ります。縫い代を割るように折ります。縫い目を中心にして左右均等になるように、5~6cmの位置にチャコペンでしるしをつけます。しるしをつけた部分を縫えばマチができます。次に、あまった裾の部分でバッグの持ち手を作りましょう。好きな長さに裾をカットします。持ち手を短くしたいなら短く、長くしたいなら長くできます。厚みのある裾の部分を縫い目の上で切り落としておきましょう。持ち手2本分を、お好みの幅、長さにチャコペンでラインを引いてカットします。リボン状の生地が2本できます。次に左右の幅を縫い代1cmとってアイロンがけし、待ち針で留め縫います。袋状のひもが2本できたら、ミシンでバッグの本体に縫い付けましょう。裏地をつけたい場合は、持ち手を縫いつける前につけましょう。これでバッグが完成です。やってみると意外と簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

使いやすく、おしゃれなデニム生地はアレンジ自在。洋服やバッグ以外にも、クッションやティッシュケース、ポーチなどさまざまなアイテムにリメイクできますよ。アイデア次第で自由自在に変身するデニムは優秀なリメイク素材です。古着の安いデニムや、ノーブランドデニムを使ってアレンジを楽しみましょう!

Tシャツもデニムも、古着ショップでは定番のファッションアイテムで、1年を通して購入できます。簡単に手に入るアイテムだからこそ、他の人とかぶりたくないですよね。今回ご紹介したのは、どれも簡単にできるアレンジなので、ぜひ試してみてくださいね。オリジナリティが出る古着を、さらに個性的にリメイクできて、あなたのおしゃれ度がワンランクアップしますよ。古着を楽しむ方法は1つではありません。自分なりのアイデアで、心のおもむくまま楽しんじゃいましょう!

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2022年/7月/15日 — ECstaff

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